【失敗しない!】エアコンクリーニングの業者選び

エアコンクリーニング

失敗しないエアコンクリーニング業者の選定のし方や、エアコンクリーニングを選ぶ際のポイントが分からず、困っている方がたくさんいるのではないでしょうか。エアコンクリーニングの業者はとても多く、個人事業主や大手企業などさまざまあります。中には清掃がきちんと出来ていなかったり、高い料金を提示したりする業者もいるそうです。そのため、エアコンクリーニングを依頼する場合には業者をきちんと選びましょう。ここでは、失敗しないエアコンクリーニング業者の7つの注意点と、クリーニングを頼む際に聞くべき3つのポイントをご紹介します。清掃業者で働いていた方の意見も取り入れています。

目次

失敗しない!エアコンクリーニングの選定の7つのポイント

失敗しないエアコン業者の選定には7つのポイントがあります。勘で選んでしまうと、失敗してしまう恐れがあるので注意しましょう。業者のホームページやマッチングサイトの紹介ページ、電話などで選定のポイントを確認することができます。ぜひ、参考にしてください。

賠償責任保険に入っているかどうか

まず最初に、エアコンクリーニング業者が賠償責任保険に入っていることを確認してください。クリーニング中に起こる事故で物や人に影響があった場合に補償してもらえるのが、賠償責任保険です。業者が加入していれば、エアコンが破損してしまったり、床に跡が付いてしまった時に支払われる補償が保険から賄われます。しかし、業者が損害賠償保険に入っていない場合には、エアコンを直すための料金を払ってくれないかもしれません。特にエアコンは故障したりすることが多く、トラブルが起きないためにも、賠償責任保険に入っている業者を選択しましょう。

作業にかかる時間や見積もりを教えてくれるかどうか

作業にかかる時間や、見積もりの金額を業者が教えてくれると安心できます。エアコンクリーニングの値段はさまざまありますが、おおよその相場があります。壁掛け型であれば8,000円〜12,000円、お掃除付きであれば18,000円〜23,000円くらいです。料金相場よりも大幅に安い、または高いところはやめましょう。特に大幅に安い業者は手前の方だけきれいにして、きちんとクリーニングしていなかったり、清掃後に高額請求されたりするかもしれません。つまり、見積もりをしっかりと作り、作業にかかる時間も教えてくれる業者を選びましょう。

実績やプロの技術が高いかどうか

エアコンクリーニング業者を選ぶ際には、経験に基づく実績やプロの技術が高いかどうかが大切なポイントです。このような実績や技術は以下のポイントを確認してみてください。

・ホームページやSNSでクリーニングの実績を写真をつけて公開しているか
・写真が公開されている場合は、細かなところまで掃除されているか
・スタッフの研修がされているか

実際、エアコンクリーニングのスタッフに資格というものはありません。そのため、どんな業者でもエアコンクリーニングをすることは可能です。ホームページやSNSを頻繁に更新している業者なら具体的に作業の内容を知ることができて信頼できそうです。

お掃除付きエアコンもクリーニング可能かどうか

お掃除付きエアコンのクリーニングができるスタッフは技術が高いスタッフです。お掃除付きエアコンのクリーニングはとても難しく、中の構造が複雑でメーカーや機種によってもそれぞれ分解方法が違います。専門技術やこれまでどれだけの台数を経験してきているかが、通常のエアコンよりも重要です。そのため、受付していない業者もあるようです。もし自分の家がお掃除付きエアコンではなかったとしても、依頼する業者がお掃除付きエアコンを取り扱っているかどうかは確認しておいた方が良いでしょう。

会社情報がホームページに掲載されているかどうか

業者の会社情報がホームページに掲載されているかどうかも業者を選ぶ際に重要です。例えば、エアコンクリーニングは作業中ではなく、作業後にトラブルが発生するかもしれません。その場合は連絡して対応してもらう必要があります。連絡が取れないと、故障や破損していた場合に自分が全額費用を持たなければならないかもしれません。ホームページなどに電話番号や連絡先の情報がないと困りますから、事前にきちんと確認しておきましょう。

電話やメールの対応がきちんとしているかどうか

エアコンクリーニングの業者だけではありませんが、メールや電話の問い合わせ時に対応がきちんとしているかどうかも重要です。問い合わせに何日も応答が無かったり、対応が良くない業者は、スタッフの質が悪く、実際のクリーニングも雑だったりする場合があります。ホームページの作りが良くても、対応が悪かったりするところはやめましょう。対応が良いのはもちろんのこと、質問に対してもきちんと答えてくれるかも重要になります。

口コミや評判が悪く無いかどうか

実際に業者を利用した人の生の声を聞くことができるのが口コミや評判です。口コミサイトを利用して、会社名で検索したりしましょう。口コミを書いている人がいつ誰が書いたのかわからないので、全てを鵜呑みにはできませんが、いくつかを参考として、口コミを確認しておきましょう。

エアコンクリーニングを依頼する時に確認するポイント

良いと思ったエアコンクリーニングの業者があれば、依頼する時のポイントをさらに確認していきましょう。初めての方は参考にしてください。

追加料金や出張費がかかるかどうか

次のような、クリーニング以外の料金がかからないかどうか確認しましょう。

・駐車場の料金
・出張料金
・土日祝日対応の料金
・オプションの料金

これらの追加料金が発生するのかどうか事前に確認しましょう。発生する場合には具体的にどのような時に追加料金が発生するのかをきちんと聞いておきます。不要な追加料金が請求されそうになったら、キッパリと断りましょう。

複数台依頼する場合に割引があるかどうか

2台以上のクリーニングを依頼していれば、割引があるかどうかを確認しましょう。多くの業者では、複数台を依頼した場合に割引をしてくれることがほとんどです。また、割引率やいくら割引になるのかも確認してください。中には料金の10%が割引になる場合もあるそうです。1台の予定でも、割引率が高ければ2台以上依頼したくなるかもしれません。

予約が取りやすいかどうか

予約が取りやすいかどうかもチェックポイントです。エアコンクリーニングの業者の中には土日に依頼ができなかったり、土日の追加料金がかかる場合があります。忙しくて平日に依頼できなければ、土日祝で対応できる業者は予約が取りやすく利用しやすいです。また、繁忙期は予約が取りにくいことがほとんど。エアコンクリーニングは5〜7月が最も忙しい時期です。夏を迎える前にクリーニングをお願いしたい場合は、2〜3ヶ月前に連絡をして予約を取りましょう。比較的落ち着いているのは春と秋なので、余裕がある時には閑散期を狙いましょう。

エアコンクリーニングのトラブル

きちんと業者を選ばないと、トラブルが起きてしまうかもしれません。ここで紹介するトラブル事例でトラブルを未然に防ぎましょう。

エアコンが壊れた

エアコンクリーニングの作業の後に、エアコンが破損したり、部品が紛失したり、きちんと動かなくなったりするなど、エアコンが壊されていることがあるようです。賠償責任保険に入っている場合は修理の費用がかかりません。しかし、賠償責任保険に入っていない業者の中には、そのまま帰ってしまう業者もあるようです。エアコンが壊れていることに気がついて、連絡をしても、初めから壊れていたと言われてしまうかもしれません。

床や壁が汚されていた

汚れた水で家具や壁が汚された、床に傷が付いているなど、エアコン本体の破損以外にも、被害がある場合もあります。通常、作業を始める時にブルーシートを敷いたり、きちんと養生していれば、被害が起きる可能性は低いでしょう。床だけでなく、エアコン付近の養生も必須です。しかし、良くない業者の場合は、養生が甘かったり、雑だったりする可能性があります。エアコンの破損と同じように、良くない業者であればそのまま帰ってしまうかもしれません。

高額請求された

見積もりよりも高額な請求をされる可能性もあります。良くない業者の場合、事前見積もりではお得で低い料金で見積もりを出し、作業が終わった後に、汚れがひどいなどの理由で、追加請求をするところがあるそうです。事前見積もり金額から追加料金が発生しそうであれば、作業前にきちんと確認をしてくれるのが優良業者です。もし、高額料金の請求がきたら、消費者生活センターに相談するのが良いでしょう。

お掃除の部品を分解せずにクリーニングしている

お掃除機能付きエアコンのクリーニングは手間がかかり、プロの技術を必要とします。そのために、お掃除機能の部品を分解せずにクリーニングしてしまう業者もいます。お掃除機能の部品をそのままにしてクリーニングしても、アルミフィン(熱交換器)をきれいに掃除できません。タイプによっては、分解しないと、アルミフィンがほとんど見えないものもあります。きちんと掃除ができていないのに、お掃除機能付きエアコンの高い料金を請求されるのは良くない業者かもしれません。

クリーニング後ににおいがする

業者がきちんとクリーニングをしていないと、掃除が終わってからも、においが取れていないことがあります。視界に入りにくいエアコンの上の部分の汚れが残っていたり、汚れや洗剤が残っていたりする場合などににおいも残ります。しかし、クリーニングの後ににおいがしたといっても、業者のせいではない場合もあります。落としきれないタバコのにおいや、本体ではないので洗浄しないドレンホースがにおっている場合などです。においが気になる時は業者に直接相談してみましょう。

エアコンクリーニングをするメリット

エアコンクリーニングは本当にやった方が良いのかどうかがわからない方もいるのではないでしょうか?結論としては、プロの技術でエアコンクリーニングをしてもらうことは必要です。そのメリットは、

・電気代が節約できる
・運転の効率が良くなる
・エアコンが長持ちする

エアコンの中にカビ、ホコリ、汚れが溜まると、正常に運転できません。正常運転を続けられないと、電気代の節約だけではなく、エアコンの寿命が短くなる可能性があります。ですから、1〜2年に1回程度はプロによるエアコンクリーニングで、汚れやカビをきれいにしてください。

優良なエアコンクリーニング業者に作業を依頼しましょう

ここまでエアコンクリーニングの業者選びに失敗しないために、賠償責任保険に入っているか、見積もりに不明な点がないか、作業時間を確認してくれるかなどの7つのポイントを紹介してきました。これまでご紹介したことを参考にエアコンクリーニング業者を選んでみましょう。業者を選んだ後に確認するポイントも参考にしてください。料金が安いところに安易に依頼すると、トラブルになるかもしれません。トラブルになった際の注意点もご紹介しましたので、落ち着いて対処できるように気をつけましょう。多くのポイントがあって難しいかもしれませんが、一つづつ確認してください。

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